Webサイトの種類とそれぞれのメリット・デメリット

Webサイトの種類とそれぞれのメリット・デメリット

現在、インターネット上には数⼗億のWebサイトがあり、あらゆる種類のWebサイトが登場しています。

膨⼤な数のWebサイトには、さまざまな種類のカテゴリがあり、独⾃のWebサイトを構築する最善の⽅法を検討する際には、「構造・デザイン」「コンテンツの種類」を念頭に、どんなタイプのWebサイトにするべきかを慎重に検討する必要があります。

下記では「Webサイトの種類について」「それぞれのメリット、デメリット」をご紹介します。本記事を読むことで「Webサイトの種類を決めるきっかけ」になれば幸いです。

Webサイトは複数のWebページが集合したもの

Webサイトは「インターネット上で公開されている情報の集合体」になります。世界で最初のWebサイトは「ティム・バーナーズ=リー」によって構築され、1991年8⽉6⽇に公開されました。

Webサイトとは複数のウェブページがまとまったものであり、「サイト」と省略して呼ばれる場合もあります。

私たちは何か情報を調べたい時や、すでにアクセスしたいサービスがある時は、検索エンジン(InternetExplorer、Edge、Safari、Firefox、Chromeなど)を利⽤しますが、検索エンジンを使⽤した際に表⽰されるものがWebサイトになります。

WebサイトとWebページの違い

Webサイトとは、複数のWebページまたは⼀連のWebページを含む場所を指します。つまり、パソコンやスマートフォンの画⾯上に表⽰されている1枚のページが、Webページということになります。

Webサイト=集合体

Webページ=1枚のページ

と解釈すればいいでしょう。

⼤⼿検索エンジンであるGoogleやYahooで検索して表⽰されたページ、リンクをクリックして出てくるページもすべて、Webページということになります。

また、Webページは、「.htm」「.html」などのファイル拡張⼦を必要としません。多くのサイトは、ディレクトリ(例:index.html)にデフォルトページを表⽰するか、ファイル拡張⼦がないように設計されています。

ランディングページ(LP)

ランディングページ(LP)は、訪問者が特定の⾏動を取るよう促す、マーケティングキャンペーン⽤に作成された特定のページタイプです。1枚の⻑いWebページで構成されているのが特徴で、主に「商品の問い合わせや注⽂を促す」ことに特化しています。

【メリット】すべて1つのページに集約出来る

ランディングページのメリットとして、Webページ1枚で構成出来るということが挙げられます。「商品紹介」「購⼊」「⼝コミ」などのコンテンツを全て1ページに集約出来るので、複数のWebページで構成する⼿間を省けます。

また、ユーザーにとっても利点があり、全て1ページに集約されているので、視認性が⾼まり、複数のページを⾒なくても情報収集することが可能となります。

【デメリット】運⽤のための知識が必要

ランディングページを制作・運⽤をする際、ユーザーに訴えたい⾏動を促すフレーズ(CTA)をしっかりと明確にする必要があります。また、ランディングページの基本構造として、しっかりとしたCTAに加えて、画像やキャッチコピーも重要な要素です。

これらの要素はランディングページの基本構造であり、上⼿く構成されていないランディングページは直帰率が⾼くなったり、ユーザーにとって価値がないと判断されることもあります。そのため、誰もが運営出来るホームページやブログとは異なって運⽤の難易度は⾼いと⾔えます。

オウンドメディア(Owned Media)

オウンドメディア(Owned Media)とは、⽇本語直訳で所有メディアという意味になります。ホームページをはじめ、SNS、ブログやファンサイトなど、誰かが所有している媒体はすべてオウンドメディアに含まれます。所有メディアには次のものが含まれます。

  • 企業の最新情報などのメールマーケティングキャンペーン
  • ブログおよびその他の所有コンテンツ
  • Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなどのソーシャルメディアの投稿

その他のソーシャルメディア(共有、コメント、リツイートなど)は、アーンドメディア(獲得メディア)に分類されます。

オウンドメディア(所有)がアーンドメディア(獲得)につながる

オウンドメディアは消費者の購買⾏動や認知度の向上に影響を及ぼします。つまり、オウンドメディアの強みは「潜在顧客を増やせる」ことであるとも⾔えます。

また、獲得したメディアは、所有しているメディアだけよりも顧客にとって88%信頼性が⾼いことがわかっています。獲得したメディアを活かすためのステップは、効果的な所有メディアを着実に増やすことです。

オウンドメディアには即効性がない

オウンドメディアは上述したように「購買⾏動や認知度の向上」に重要な要素ですが、取り組んですぐに効果があるということはなく、ある程度の時間が掛かるという点を念頭に置いておく必要があります。

メールマーケティングやSNS、ブログの強みを活かして、取り組み続けることで、購買⾏動や認知度の向上が期待出来ます。

メディアサイト

メディアサイトとは、ニュースや専⾨記事などのコンテンツで構成されるサイトのことで、新聞、テレビ、雑誌、インターネットベースのWebポータルなど、さまざまなニュースや最新情報をユーザーに情報を伝えることを⽬的としています。

インターネット技術の成⻑は、メディア産業に近代化の新しい波をもたらしました。現代のインターネットに精通した世代は、本、新聞、テレビから情報を得ようとする従来の⽅法に囚われることはありません。

むしろ、インターネットで⾃分が知りたいと思う情報のみを調べたり、SNSやウェブニュースを検索することを好みます。

例えば、Facebook、Instagram、Twitter、Linkedinなどのソーシャルメディアプラットフォームは、世界中の友⼈、専⾨家達、そしてコミュニティをつなぐ上で重要な役割を果たします。

ソーシャメルメディア以外にも、オンラインメディアチャネル、ブログ、Webサイトの成⻑により、情報共有の範囲が⾶躍的に拡⼤しました。

メディアサイトを開設するメリット

上述したように、インターネット技術の成⻑・Webサイトの成⻑により、新聞やテレビから情報を得ようとする従来の⽅法とは⼤きく異なってきています。情報共有の範囲が拡⼤しつつある中で、メディアサイトを開設するメリットはなんでしょう。

まず1つ挙げられるのが、「広告収⼊を得られる」という点です。多くのユーザーが訪れるメディアサイトの場合、広告の掲載や広告枠を販売することで広告収⼊を得ることが出来ます。

広告商品や取引形態は多様化していますが、あくまでメディアサイトのポリシーにあった読者を集めることが⼤切です。

広告売上を増やすには、サイトの広告価値を上げる、すなわちできるだけ多くのユーザーに来訪してもらうことが基本となるので、まずはサイト全体のページビュー数を多くするというのが、メディアサイトの最重要課題といえます。

ブログやホームページとは異なり、運営難易度が⾼い

メディアサイトを運営するにあたって、読者がいなければメディアサイトは成り⽴ちません。また、記事を書いて読者を増やしていくだけであれば、ブログでも可能です。

メディアサイトとブログの⼤きな違いは「読み⼿であるユーザーを意識し、戦略のもとに記事を企画しているか」にあります。

しかし、開設当初からいきなり多数のユーザーが訪れる訳ではなく、メディアサイトを開設して最初に⽴ちはだかる壁を越えられるかどうかが、メディアサイトで成功するひとつの分岐点であり、緻密な計画をもとに確実な実⾏⼒が必要とされるということが、運営難易度が⾼い理由です。

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